株式会社小林衛生公社が取り組む SDGs
私たちは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています
持続可能な開発目標(SDGs)とは
- 「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。
- このサミットでは、2015年から2030年までの長期的な開発の指針として、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。
- この文書の中核を成す「持続可能な開発目標」をSDGsと呼んでいるのです。
MESSAGE
- 昭和30年の創業以来、当社は衛⽣維持業務に携わり、⽇々⽣活環境が向上する中、し尿汲取・浄化槽維持管理・下⽔道維持管理を事業の核として、時代のニーズに合わせてお客様とともに歩んでまいりました。
- 今⽇ではあらゆる分野において環境意識の向上が求められており、特に地球温暖化に象徴されるグローバルな環境問題等は、私たち⾃⾝も地球市⺠の⼀員として積極的な関与が早急に必要とされてきております。
- 当社では衛⽣事業を通して培ったサービスノウハウや環境保全に対する意識をさらに向上・研鑽することで、現在の地球環境問題を真⾯⽬に⾒つめ、解決の⽷⼝を探るべく、微⼒ながら貢献していく所存です。
- 経済性が追求される時代に、環境へ配慮した経営の継続は⼀企業にとって簡単ではありませんが、これからもお客様に信頼される環境保全サービスを提供してまいります。
環境方針
環境概念Environmental concept
株式会社小林衛生公社は、環境保全事業を主たる業務とし、関連するサービスの提供により「郷⼟の美しい⾃然と未来へ」をスローガンに、次の方針に基づき、環境改善活動を推進します。 この環境に関する基本方針を達成するために、環境の目標を設定し、当社の全従業員を上げて環境改善活動を展開するとともに、定期的に見直しを実施します。環境保全への行動指針Action Guideline
- 1.環境関連法規制や当社が約束したことを順守します。
- 2.二酸化炭素の排出量の削減(低炭素社会への対応)に努めます。
- ア.電力・LPG燃料の車両を順次導入していきます。
- イ.再生可能エネルギーの導⼊を積極的に行います。
- ウ.エコドライブを積極的に行います。
- 3.廃棄物の削減及び再資源化を推進します。
- 資源を大切にするとともに廃棄物の削減に努めます。
- 4.排水量の削減(水資源の保全)に努めます。
- 節水に取り組みます。
- 5.グリーン購入やグリーン調達の推進します。
- ア.設備・機器・⾞両等は省エネ・省資源を考慮して選択します。
- イ.グリーン購入に努めます。
- ウ.環境によい収集運搬車を採⽤します。
- 6.社会的貢献に努めます。
- ア.会社敷地周辺の清掃活動を行います。
- イ.地域の環境イベントに参加します。
*2021.4.01 現在
再生についての取り組み
対応する主なSDGs
廃ガラスのリサイクル
廃棄されたガラスびんを活用することで、天然資源由来の製品に代替できる資材の製造を目指します。新たに生み出されたガラス発泡リサイクル資材『スーパーソル』は、多孔質、軽量、排水性、保水性、無機鉱物性、不燃性などの機能を有効に活用して参ります。
処理汚泥のリサイクル
処理汚泥を堆肥化して作った汚泥肥料の製造・販売を行っております。
有機性廃棄物は焼却することが主な処理方法ですが、当社では資源として堆肥化することでリサイクルしています。
これにより焼却処理により発生するCO2や化石燃料の消費を削減し、環境への負荷低減や省エネルギーに貢献しています。
水環境分野への取り組み
対応する主なSDGs
浄化槽維持管理による水質改善
浄化槽は、正しい使い方と適正な維持管理を行えば、本来の機能を十分に発揮することができます。
しかし、使い方を誤ったり、維持管理を適切に行わないと、放流水の水質が悪化したり、悪臭が発生してしまうことになり、逆に生活環境を悪くする原因になってしまいます。
当社では、浄化槽の保守点検・清掃を行い、生活排水がそのまま海や川に流れてしまい水質汚濁の原因にならないように、適正な維持管理を行っています。
排水管清掃の実施
排水管が詰まってしまうと、河川に流れる水も汚れ、詰まりを流すために大量の水が必要になったりします。
排水管の清掃を行って、排水の詰まりや匂い等を防ぎ、きれいな排水を浄化槽や下水道に送り出しています。
環境保護への取り組み
未来を担う子どもたちへ、水資源の重要性などを学んでもらいたいと考え、教育現場への出前授業を実施し学習機会を提供します。
植樹活動により、緑を増やしCO2削減に取り組んでいます。
低炭素社会の実現のために
対応する主なSDGs
自動車燃料の削減による二酸化炭素排出量の抑制
燃料にLPガスとガソリンを併用した低燃費なバイフューエル(Bi-Fueel)車を導入し、自動車燃料の削減に努めています。
業務においては、ドライブレコーダー等を使って動態管理を行い、効率的なルートの見直しを行い日々のエコドライブを心がけています。
同時に安全運転に対する意識向上、運転技術の見直しを行い事故防止に繋げています。
また、エコドライブを心がけ、休憩や長時間の停車時はアイドリングストップをするようにしています。
省エネの取り組み
太陽光発電施設の設置、社内照明のLED化、空調温度の適正化、不要照明の消灯などを行い、電力の消費を抑えるように努めています。
また中間処理施設の処理方法や運転方法を見直すなどの省エネの取り組みを行っています。
資源循環型社会への取り組み
浄化槽汚泥濃縮車を導入し、処理水を張り水としてリサイクルしています。
車内で出る廃棄物を分別し、連携するリサイクル事業社に引き取っていただいております。
グリーン購入の推進
省エネ性能の高い電気製品の購入を推進しています。
また環境によい自動車(電気自動車・バイフューエル車)を導入しています。
制服や消耗品等もグリーン商品を積極的に購入するようにしています。
持続可能な社会づくりへ
対応する主なSDGs
安全な運転技術の向上
毎年、講師を招いて交通安全講習を行い社員の交通マナーの向上に努めています。
また定期的に優良ドライバーの表彰や交通安全スローガンの優秀者表彰等も行っています。
他にも、ドライブシミュレータを使って運転技術の向上に努めています。
美化活動の徹底
毎日、朝・夕に社内と会社周辺の清掃活動を行っています。
ゴミの分別を徹底し、不要なゴミが出ないように努めています。
また部門別に廃棄ボックスを設置し、自社のパッカー車で現場ゴミを運搬するなど、計画的に排出できるように努めています。
働きがいのある職場環境
対応する主なSDGs
働き方改革の実施
男性社員の育児休暇の取得を積極的に促進しています。
コンビニ決済やQR・バーコード決済サービスに対応、社内のIT化を積極的に推進、ペーパーレス化、AIを使った業務の自動化、SNSを使ったスムーズな業務連絡などを行っています。
社内のOJTの他、社外研修も実施し、自己開発及び能力開発の向上をサポートします。
緊急事態に対する企業のリスク管理
避難訓練や人命救助訓練なども定期的に行っています。
BCP対策に取り組み、持続的な事業が行えるようにしています。
事務所にはAED(自動体外式除細動器)を設置しています。
地域社会を支える基盤づくり
対応する主なSDGs
地域との交流を積極的に
地域とのつながりを大切にし、環境イベント等には積極的に参加します。
小林市の地域見守り応援活動推進事業の民間事業者として、地域と連携しています。
また、日本赤十字社の献血サポーターにも登録しています。
災害時にボランティアを派遣
2011年の新燃岳噴火、2016年の熊本地震、2020年の人吉豪雨災害などの災害時にも人員をボランティアで派遣し、復興支援を行いました。
周辺市町村との災害協定締結
周辺市町村と災害協定を結び、連携を強めています。
2019年3月22日:小林市との協定締結
2019年10月7日:高原町との協定締結
2020年10月9日:えびの市との協定締結